リュウセイズム

シンガーソングライター・二胡奏者 柳 静(りゅう・せい)の活動報告

SOS団入団?!

今日は月琴使いの集まりがあると風のウワサに聞き、
二胡を担いで江東区清澄白河へ。


杉並区から江東区へはちょっとした旅気分
東京って意外と広い。


街の様子がいつもと違う。
節電で薄暗いのだ。


だけどこのぐらいなら押井守監督の映画みたいで
なかなか雰囲気があるじゃあないか。


駅を出るとウワサのあいつが高々と立っていた。
肉眼で観たのは初めて。

今日はよく晴れていて風が強く日差しの割には寒い。

柳は地図を読むのは得意な方。
だけど、なぜかこの日は地図の読み方を間違えてしまい
いろんなところを巡ることに。
でも、たくさん面白いものを見つけたからいい迷い方をしたんだと思う。



萬年橋って名前が素敵。


目的地、そら庵のそばにはお稲荷さんが2つある



芭蕉稲荷のおいなりさん。



芭蕉稲荷のそばの玉木稲荷正木稲荷ののぼり。
おできの神様って…



玉木稲荷正木稲荷神社。偶然移った光が神々しい。



そしてやっとの思いでついたカフェ、そら庵。


ガラガラガラ〜っとガラス戸をあけると月琴の合奏の音が。
バンジョーっぽいけどバンジョーとも違う華やかな音。


店主に奥に案内され、挨拶をすると
皆さん、暖かく迎えてくれた。



グアナバナというフルーツのジュース


早速月琴を持たせてもらった。
チューニングは二胡と同じ
12弦ギターみたいに弦が2本づつ張ってある
フレットがついていて音域は約2オクターブ



それぞれ名前がついていてこの月琴は『うさ琴』さん



上の細長いピックを使い弦をつま弾く。


意外と軽い。おまけに薄い。なのに音が大きくてびっくり。
楽器の持ち方と弾き方を教えてもらい
おなじみの『きらきらぼし』を弾く
#初めて弾く曲ってどんな楽器でも『きらきらぼし』だったりする。


トレモロが難しい。
サウスポーに持ち替えたら少しトレモロっぽくなった。


ここでは明清楽(みんしんがく)をやっている
中国の月琴の弾き方と違い
江戸時代に中国から日本にやってきて発展した大衆音楽。


坂本龍馬も奥さんのおりょうさんも
月琴の名手だったという。


二胡を取り出しセッションしたり
もう一度月琴であそんだりしていると
いつのまにか宴会タイム。


音楽の話、楽器の話、明清楽のこと、その他の話
とにかくものすごく盛り上がった。


宴会の雰囲気はそら庵さんのBlogにおまかせします。


10時までやってたんだ…
柳は途中で抜けたので最後まで楽しめなかった。
そら庵が近所に欲しい!と思った瞬間。


そして、いつのまにか月琴楽団
SOS団』の団員になっていた…
#SOSは何の略なんだろう…
師匠=団長、なんて涼宮ハルヒ並の強引さ。