リュウセイズム

シンガーソングライター・二胡奏者 柳 静(りゅう・せい)の活動報告

JTAN FESTIVAL

雨の中、神楽坂へ向かう。


開演は夜なのにリハーサルは真昼と聞きびっくりした。
雨の中、二胡を担いで出かけるのはとても緊張する。


ギリギリに到着したにも関わらず共演者の さのともみ さんはいない
楽屋に入ってもなんだか一人取り残されたようで体育座りして出番を待つ。


『大人の女の2・26』でご一緒した赤石さんがスタッフとしてきていたのを発見した時、とてもホッとした。


リハーサル時間直前に さのともみ さん到着。
場当たりとタイミングの打ち合わせ
余った時間にすこし練習をさせてもらう。



ここが舞台。
普段はお芝居をするところなのだが音がとても柔らかく響く。

ゲネプロにて

とにかく真っ黒で何も見えない。
出番の直前、弦巻きを壁にぶつけて弦が外れる。
舞台ではさのさんのソロがすでに始まってる。
しょうがない、演出と見せかけてチューニングするしかない!


手探りで弦を巻き付け
間抜けだなぁ…と思いながら調子笛を口に加えて吹きながら
歩きながらチューニングして舞台袖から登場。


かっこわる〜!


でも、見てた人はそう言う楽器を弾いて出てくる演出だと思ってくれたようで
心の中でゲネプロでよかった…」と思った。


スタッフの方に舞台裏の電気をつけてほしいと交渉したがNG
しょうがない、本番までにチューニングを合わせて
登場時に歩きながら微調整しよう。

いよいよ本番…


本番まで楽屋で過ごす時間が長かった。
その時に撮った自画像。

長過ぎて眠くなったのでブラックコーヒーを飲みながら過ごした。


そして暗転するなり弦巻きを気にしながらスタンバイ。
舞台袖に隠れて出番を待つ。


さのともみさんのオカリナで舞台はスタート。


出番になったらそんなに音はずれてなかった。ラッキー!


スタンディングポジションは久々だけど
足が自由に動くのが好き。
だけど動きすぎると落ち着きがないように思われそうで
なるべく動かないように演奏した。


最後の蘇州夜曲はどこで終わっていいのかわからず
間奏を作りながら
さのともみさんのトークで間合いを計った。


普段と違うお客さんの層だったので心配だったけど
思ったよりたくさんのお客さんが観に来てくれたようで
ホッとした。


最後の打ち上げに出られなかったのが残念だけど
きっと盛り上がっただろう。


この機会を作ってくれた
さのともみさんに多謝!