お腹の好きそうな音楽と空缶
今日はグッドマンでライヴ。対バンは雨宮さん(Pf)Trio
出かける前に少し雨が降っていたので心配だったけど
ドアを開けたら夕焼けがキレイだったので
傘を持たずにグッドマンへ行くことにした。
だいたいの演目は決まっていた。
夏だし暑いしガンガンって感じで演奏したかった。
だけどリハの段階でガンガンって感じが掴めなくて困った。
1・3Stageは雨宮さん(Pf)Trio
演奏前にPerc.の田宮ガクさんの缶ドラムの話。
最近小豆ヨーグルトにハマってるから
今日は小豆缶が多いとか
カニカンは高いくせに音が良くないとか
秋田では缶詰屋さんがあって材料を持っていけば好きな缶詰を作ってくれる話とか
なぜか缶詰話で盛り上がっていた。
マスターが缶詰学校の就職率が100%と言う
まめ知識を教えてくれた。
ステージが始まると雨宮さんが曲の説明を始める。
曲のタイトルがみんな食べ物の名前。
おくらのごまあえ とか
アボカドとまぐろのタルタルとか
聴いててお腹がすいてきた。
くたっとしたゴーヤチャンプルというタイトルの曲を聴いていて
なぜか夜の台湾にいる感じがした。
雨宮さんたちの演奏は自由だ。
ピアノのチューニングがずれたとしても
缶を叩いていてもBassがぐっと音をまとめて
ひとつの音楽にしてくれる。
一人だと味わえない醍醐味。
2・4Stageは柳Solo
歌ものはゆっくりしたTempoで演奏することにした。
アップテンポの曲も落ち着いた感じで演奏することで
感情が入れやすくなる。
だけど、何も考えないで演奏する即興演奏が
一番感情が入りやすいのは皮肉な話。
もっと自由になりたいなぁ、自分から。