さよなら、相棒。

相棒と言ってもあのドラマじゃありません。あしからず。

SD−90。MIDI音源ってヤツです。

理由あって里子に出すことになりまして。

ここ数日、こいつと一緒に仕事した思い出とか
いろいろ走馬灯のように思い出していたのです。

ウチで受けた仕事も
こいつでやってましたし
#いま青ざめた人、プロですな。

作った曲に関してケンカしたことまで思い出しました。

なのでしばらく泣いていました。
家族にくよくよすんなと言われてもできないぐらい
くよくよしていました。

何か里子に出すときのウチの家族のお決まりのセリフ
「新しいの買ってやる」が
耳をスルーするぐらい、悲しかったのです。

でも、これからはソフトウェア音源を使いこなさなくちゃならんのは
わかってたことだし
これからこいつの出番はますますなくなるだろうし
いつまでも過去にしがみついてちゃダメだし

何よりも最近使ってやれなかったから
大事に使ってくれる人のところへこいつは行くべきなんだと
やっと思うことができて
決心しました。
#ウワサでは同人音楽やってる人に人気の機種らしいし

もうウチのハード音源は
過去の遺産と化した
SC-55mk�がぽつんといるだけです
こいつは里子に出しても欲しがる人はいなさそうなので
記念にとっておこうと思います。

自分が音楽をやるにあたって
ず〜っと知識の更新作業は続いていくんだなと
つくづく思います。

これからも自分の音を作っていくことが
今まで使ってきた機材に対しての恩返しになるのかなと
思ったりもします。

SD−90
いままでいろんな思い出と曲をありがとう
第二の人生？を謳歌できることを遠い空から祈ってるよ。